Cafe restrant KANON 開店レポート 9月6日修正版
8月31日
今日は神戸初のメイドカフェ
『Cafe restrant KANON 』
がオープンするので行ってみました。
場所はセンター街 西プラザ3F
位置は9番
チラシ
看板
■9:40
到着。開店は11時からですが
店の前をのぞくと･･･
並んでる並んでるよ！
開店1時間前なのにこんだけいるとはなー、ちと予想外
さて並びたくねーけど並びますか
大体先頭から16、17番目ってとこか
一番先頭は地元の方で8:00には並んでいたらしい
■10:10
ちらほらと一般の方が通路を通り始めるのだが
みな列を見て怪訝そうな顔して通り過ぎていく。
じいさんにいたっては列を前にして通路を通らず
手前の角を曲がっていってしまった･･･
ん。まぁそらそーだよな
オレだって並ぶの抵抗感じるくらいヤな雰囲気なんだもん
カタギなら絶対近づかねーって感じ
■10:15
並ぶ人が少し増えて大体22名ってとこ
「ここ終わったらイエサブとか回っていくぜー」
と聞いてもいねーのに今後の予定を大声でしゃべり始めるオタあり
まー、そういう店がやったらめったら集まってるから回りやすいのは
わかるんスけどね。けどそれって堂々と言うようなことじゃねーだろ
■10:30
人が増え初めて30〜35名に
遅れていたツレが到着。
列を見て
「コレきっついなぁ」
とぼやく。
オレかてぼやきたいねんけど
「もうちょっと任せた！」
そう言い残し戦線を離脱。
戻ってきたのは10:45であった
■10:45
手前の店のシャッターが上がる。
出てきた店員の表情がかたまっているのを見てしまう。
後から出てきたほかの店員も一様に
関わりたくねーってな雰囲気がありありと取れる。
伸び始めた列が壁にそって曲がりトイレ奥に到達。
ここを使える人はいないだろーなと思う。
■10:50
次々と予備軍（列には並ばず他の場所で開店を待っていた人たち）
が店の前に顔を見せ始めるものの、列に加わる人は少ない。
ギリギリまで様子見か、もしくは後で来るつもりなのか
■11:00
開店時間になったが未だ開く様子がない。
通路を通る一般の方の反応は相変わらず。
予想通りトイレを使いたくても使えない人がホントに出てくる。
オレだけのせいじゃないはずなんだがゴメンナサイ。
■11:10
開店時間から10分たったが未だ入れず。
半分開いたシャッターから忙しそうに店の人が出たり入ったり。
開店が大詰めに向かっている様子。
開店前の様子
前の列
曲がってトイレへと続く列
後ろの列
「一体全体こいつらはなんなんだ」
と不安げな手前のお店の店員
■11:15
ようやく開店。
入店すると「何名様になりますか」と聞かれて
席へとメイドさん（こう書いたほうが合ってるよな）
に案内されてゆく。
テーブルにつくとメニューが渡される。
サイズはA6かB5ぐらい。ウチにきたのは赤
（メニューは色違いで赤、青、黄の3種）
青いボトルでグラスに水を注いでくれる。
手馴れたものという様子ではないものの
まだ全然慣れてないといった感じは見受けられず。
ここから正確な時間が計れてません。
起きた事柄を順順に記載していきます。
客が多く、一人二人で来た客は相席を進められる。
ここで『メイドの伝導師』という方と一緒になる。
いやはやこういうのにあまり踏み込んでいない人間にとっては
驚くべきお話と行動で非常に勉強になりました（笑）
オーダーを聞きに来たメイドさんに
「この店のお勧めはなんですかー」
とさっそくお店のチェック。抜け目がない。
ちょいと戸惑いながらも
食べるなら『天使のカノン』（どんなのかはわからずじまい）
飲むなら『ダージリン』とのメイドさんからのアドバイス。
伝導師さんはお勧めをそのまま注文。
オレもそれにならって天使のカノンを注文。
飲み物は珍しく中国茶があったのでそっち系を注文（名前忘れたー）
ツレも天使のカノンを頼み、飲み物はエスプレッソ。
メニューの到着を待ち、その間に伝導師さんからお話を伺う。
こういうメイド喫茶には必ず行く！という人で
東京からわざわざこの店に来るためやってきたそうな。
全国各地のメイド喫茶を制覇しており（北海道の店やもうなくなってしまった店も）
ここが5店目のメイド喫茶初日来店になるとのこと。
まず『KANON』というネーミングはもちろんあの
いとこで寝っぱなしやタイヤキドロボウ、病弱娘にはちみつくまさんとか
「あうー」や「あははー」言うてる娘が出てくる『アレ』を狙って付けてるということ
すいません
違ってました。
ゲームとはまったく関係ないとのことです。
情報元
知らぬこととはいえ、ウソ情報流しててゴメンナサイ。
メニューに中国茶があったように、地域色をいかしたラインナップ
（神戸には南京町という中華街がある）
といった話をしているとメイドさんが困った顔してテーブルに。
「すいません。先ほど注文いただいた天使のカノンなんですが
ケーキがまだとどいていないのでお出しすることができないんです」
まだだいぶかかるということで注文変更。
ケーキ類以外なら大丈夫ということで伝導師さんと二つ、カノンパフェを注文。
「ホントすいません」
と謝りながら下がるメイドさん。
うーん、こういうのもちょっといいかも（ヲイ）
メニューの到着がさらに遅れそうなのでのんびり店内を
見回しながらさらに濃い方へとお話が進む
こういうトラブルは初日にはよくあることで
商品の搬入がスムーズに行くにはもうちょいかかるとのこと。
んでこの店のウリでもある制服についていくつか
「なんかまほろさん見たいな感じですね。既製品を使って
（アレンジ）して着てるんですかね？」
「いやーあれはオーダーメイドだね。
業務用の生地のちゃんとした制服だよ。エプロンもそうだね。
（頭にのってるギザギザ）ギャザーを3枚か4枚重ねてる。
イイのを使ってる。普通は長い一枚を折り返して使うんだ。
服のサイズは9号の50だな」
「･･･って服のサイズとか見てわかるんですか!?」
「うん。そうだよ。肩幅とかでそういうので
服のサイズとかそういった知識は重要になってくるからね」
アカン。オレには無理です（泣）
お父さん、メイド道は果てしなく険しいイバラの道のようです。
テーブルに置いてあるハンドベルや花瓶をチェックしてると
またもや困った顔してメイドさんが
「すいません。シェフが頑張っているのですが
調理が遅れています。メニューが遅くなってしまいますけど
もう暫くお待ちください」
別に遅れるくらいは気にしないので平気平気と伝えると
伝導師さんなんか嬉しそうな顔して
「いくらでも待ちます」
じっくり腰を落ち着けてまたもや周囲のチェック。
店内は写真撮影禁止なので（開店前日に交渉したもののアウト）
図で店内の様子を紹介
店内見取り図
・テーブルは8つでそれぞれにイスが4脚づつ。合計32席ですな。
・テーブルに振ってあるアルファベットはテーブルナンバーを示す。
（オーダーシートより推測。実際のテーブルにそういった印は無し）
・それぞれに花瓶とハンドベル、砂糖の入ったポットが付く
・花瓶には花がなく、テーブルにはクロスがかかってないが
これも初日に間に合わなかったのではないかと推測
・構造上の問題で大きな柱が目立つが、うまい具合に仕切り代わりになっている。
・客を店内に流す導線、サブカウンターを確保しているのは良好。
・内装はメイリッシュ吉祥寺店、壁側は池袋のブリジットに似た感じ
（それぞれをモデルにしている可能性もあり）
・店内を流れるBGMはオルゴール調。有線のオルゴール・チャンネル使用？
店内をざっと見渡して工事にこれといったミスがないことから
精密な図面があり、こういう店を知っている人間が設計に
関わっているのではないかと伝導師さんはにらんでます。
色々見ててわかった事
○料理が遅れる理由○
客30人相手にキッチンは1人
そら時間かかるよなー
そしてこの人
オーナー兼シェフ
･･････
･･････
だいぶがんばりすぎやと思うんですが
まとめ
店員の内わけ
チーフ 1人
フロア（メイドさん） 6人（多分）
シェフ兼オーナー 1人
平日はこれでもいいですけど
休日はキッチンに2人以上は必要だと思います（汗）
今日はオーナーにお話聞こうか思てたけど無理っぽいなぁ。
これに付随して伝導師さんからいくつかご指摘が
この店の路線はメイドだけがメインでなく
料理や店の雰囲気を重視する本物志向であること。
（BGMがオルゴール調であったり、料理の質など）
ただそれを貫き通そうとするがためにいくつかの問題が起き
客の回転率が落ちるなどの弊害が起きている。
お客さんのためにも妥協するポイントを探す必要がある。
今日コレだけ混んでいるのは、神戸というアクセスしやすい場所であり
（大阪からだって来れる）他にもオタ系の店がひしめいている。
気合なんぞ入れなくても楽々来れてしまうがために
ちょっと見だけの客を巻き込んで多くの人がやってくる。
そして初日というのは元々混むものであり、これを緩和するには
プレオープンをやっておくのが一番効果的。
これをやっておけば初日の混みが解消され、また本番でのよい経験にもなる。
店の誤算としてプレオープンをやってなかったことと
オタを甘く見すぎたってことかな、との事でした。
とはいえ、開店初日ということもさながら
食材が届いてないといったトラブルから、準備が十分に整ってないまま
ギリギリでのスタートであったことは間違いなさそうです。
（水が出るようになったのが3日前だそうです）
色々と不都合があった中、開店までこぎつけた店の苦労は
大変なものがあったのではないかなと思います。
さて、ようやくメニューが運ばれてきました。
（注文から1時間半くらい）
中国茶はテーブルに持ってきてから、急須に茶葉を入れ
お湯を注ぐところからメイドさんがやってくれます。
中国茶専門店に比べれば略式なところもありますが
喫茶店でこれだけやれば上出来でしょう。
煮出す時間を知らせる砂時計がつくのもgoodです。
あとお茶がなくなるのを見計らってお湯を注ぎに来てくれた
のにはちょっとビックリ。サービスいいなぁ。
ダージリンにはミルクとレモンが。
チョコチップクッキーのおまけ付きです。
カノンパフェは見た目はチョコパフェと変わらない感じ。
簡単に上からチョコレートソースのかかった生クリームとアイス。
フルーツとクッキーを間にはさみつつ最後にもう一度アイスかな
フルーツはタネなしを使用。なんかスゴイ。
そして注文から1時間40分を経過して最後にエスプレッソが（笑）
（途中で注文が宙ぶらりんになってた模様）
専用のサーバー（エスプレッソ・マシンでよかったか？）
がなかったようで（すいません確認とってないです）
味はイマイチとのことでした。
■1:10
ツレの用事があるんで急いでおいとま
レジで清算なんだけどここまで来るのにちとトラブルが
ツレに伝票が。伝導師さんにも伝票が
けど伝票の中身がそれぞれ違う。
相席だったのでオレと伝導師さんが一緒の会計になってた模様。
伝票持ってわたわたするメイドさんにテキパキ指示だして
最後には自分で伝票書いてしまう伝道師さん
「なんでこんなことしてるんだろーね？」
いやでも嬉しそうですわ（笑）
さらにテーブルの食器を片してて、つい大きな音を
立ててしまい周りに謝るメイドさんに
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいと3回復唱」
「ドジっ娘メイドはポイント高し」
とメイドさんにメイドとしてのあり方を指南
やっぱこの人ホンマもんのメイドの伝道師だわ（笑）
伝道師さんとはここでお別れ。
興味深いお話楽しかったです。どうもありがとうございました。
んでレジへ
「すいませんレジが壊れてて手計算になってしまいます。
よろしいですか？」
かまへんでー
「あとレシートもだせないんです。すみません」
大丈夫やー
「Cafe restrant KANON では会員を募集しているんですけど
まだ会員証が届いてなくて、こちらの用紙に記入して頂いていいですか？」
･･･こっちは大丈夫やけどそっちは大丈夫かー（汗）
「ありがとうございました。
こちらいつでも使える100円割引のコインです。
またご来店されたときお使いくださいね」
んでもらったコイン
表
裏
もらった先着300名様の特典
「ありがとうございましたー
またきてくださいねー」
「ごちそうさまでした。
これからが大変でしょうが頑張ってください」
挨拶をして店を出る。
並んでいる先頭の顔を見ると･･･
この人トイレの方に並んでた人や･･･
どうやら開店から2時間たってようやく50人目あたりが入れるってことらしい
けどまだまだ人は並んでる･･･
並んでる人もお店の人もがんばって――――――!!
初日ということでだいぶトラブルに見舞われたようですが
お店の姿勢には非常に好感が持てます。
nowayは『Cafe restrant KANON』を
サイフが許す限り応援しようと思います。
『関西弁のメイドさんってかなりイイよね』
↑かなりダメ
次の来店は9月13日の予定です（ヲイ）
レポートの記載に間違いなどがありましたらメールとかBBSで
指摘しちゃってください（いやマジで）
これ以上ウソツキちゃんになるのはホントに勘弁なんで（泣）
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